稲子ゲート9時15分発。本沢温泉11時15分。稲子ゲート帰着15時半。天候快晴。
コースに入って30分ほどの林道脇の斜面をカモシカがゆっくり駆け上がっていく。
残雪がところどころ残っていたが、歩きやすい穏やかな道。
昔の森林伐採用トロッコのものと思われる軌道跡がそのまま登山道になっていた。
身体が軽く、自然に足が前に出る感じ。ペースが上がり、同行者に迷惑をかけてしまった。
もう誘っても一緒に行かないかも。
本沢温泉からみどり池への帰路でも、カモシカに遭遇。
精悍な面構えの成獣で、背後の木立の中に立つ子供を我々の視線から隠すように立ちはだかっていた。
北八つの森は動物の気配に満ちている。
本沢温泉の露天風呂は入浴料が520円だったと思う。
小屋から5~6分登った谷川の斜面にあり、脱衣所も目隠しもないが、眺望は最高。
風呂場へ降りていくと、ちょうど若く美しい女性が立ち上がり、帰るところ。
「お先に」と挨拶され、一人で入浴。
普段、標高2000m以下では禁酒していますが、今日は特別。
フリーザーで冷やして持参した「百年の孤独」を密かに独飲す。
硫黄岳へと吹き上げる川風に身を任せ、暫し沈思黙考。
最高の一日を満喫する。
同行者は内風呂に入浴。
帰路、しらびそ小屋でコーヒーいただく。
稲子湯で再度入浴した。
一日長丁場を運転していただいたK先生、ありがとうございました。